2014年6月4日水曜日

流動化剤「レオパック G」

セメント・コンクリートの基礎に、ライオン(Lion)標準形・冬用(G-100)・遅延形・夏用(G-200)パック型流動化剤「レオパック G」。建材のネット通販はNet建材屋








レオパックGシリーズ粉体をコンクリート中で解砕する紙でパック化したタイプの流動化剤です。これにより、従来の液体流動化剤に比べ以下のような特徴があります。

パックのまま使用できる
適量の粉体高性能減水剤をコンクリート中のアルカリ分で解砕されるアルカリ解砕紙でパックしてあるため、現場で流動化剤を計量する必要はなく、パックのまま生コン車に投入することができます。また、パックの個数でスランプ調整がカンタンに行えるので、投入専門技術者がいなくても、建築・土木の技術者なら誰でも使用できます。カンタン、軽量、コンパクトがレオパック シリーズのメリットです。投入数をパックの個数で管理することは、JASS-5で認められており、また、JIS A 6204、建築学会流動化指針(JASS 5T-402)および土木学会流動化コンクリート指針(JSCE-D 101)の流動化剤規準に適合しております。
水セメント比を変化させない
水分を含まない粉体高性能減水剤を使用していますので、薬剤添加による持ち込み水がなく、予め設計されている水セメント比を変化させることなく流動化が可能です。
ベース混和剤の影響を受けにくい
近年主流となりつつあるポリカルボン酸エーテル系高性能AE減水剤や、高機能型AE減水剤と併用しても影響を受けにくい為、高温時や時間経過による高性能AE減水剤コンクリートのスランプ回復用途にも利用できます。

レオパック シリーズ 使用量と使用方法

『 レオパック シリーズ』の投入個数(N個/生コン車)は、以下の式で求めます。小数点以下は四捨五入してください。但し、筒先の作業性を考えると切り上げがベターです。

使用量(パック)=0.00010×C×S×V×Ft÷0.235

C:セメント量(270kg/m3以上)、 S:スランプ差(cm)、 V:生コン積載量(m3)
Ft:温度補正係数(外気温 10℃:1.2、20℃:1.0)
夏季、温度が高くスランプロスが著しい時は1~2個多めに投入してください。
冬季、気温が低い時は、流動化剤分子がセメントに吸着する速度が遅くなるため、スランプが増大しにくいことがあります。
その際には1~2個多めに投入してください。
JIS規格によるとベースコンクリートのスランプは±2.5cmの幅があります。ベースの振れに従って投入量を加減してください。

生コンのスランプが硬めで到着した場合・・・・・・・・・基本投入量+1パック
生コンのスランプが柔めで到着した場合・・・・・・・・・基本投入量-1パック
柔めで到着した場合も、配筋が混んでいるなど打設が困難な場合は基本投入量の投入をお勧めします。
レオパック は水を含んでいませんので、流動性は増加しても強度に影響はありません。
レオパック 投入の際には生コン車のアジテータを2分間高速撹拌してください。レオパック内部の粉体は通常の流動化剤添加後の撹拌でコンクリート中に均一に分散します。尚、投入される方は必ず時計を用意してください。
レオパック 投入の際はなるべく生コン車の奥の方へ投入してください。生コン車の停車する場所の傾斜による影響を受けずに済みます。
レオパック は約1時間のスランプ保持性能がありますが、生コン車の待ち時間がある程度長くなりそうな時は、先に投入する事をお勧めします。生コンプラントに返す必要がなくなり、経費削減に役立ちます。
万が一打設に時間がかかりスランプが低下した際は更にレオパックを数パック投入し、高速撹拌(2分間)することで、目標スランプを再現できます。その際、コンクリートの空気量、強度などは何ら影響はありません。
午前中の最後の生コン車には基本投入量より1パック多めに投入することをお勧めします。午後の打設とのつなぎがうまく行きます。
打設予定日の2日前14:00迄に レオパック の納入が可能な様にご注文ください。
尚、注文はケース単位にて承ります(安全を見て最低必要量の2割増程度の数量をご注文ください)。

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